「LINEでは返事するくせに、家では3ヶ月間無視されてた。産後、ワンオペでボロボロなのに、旦那は『育休で休んでるくせに何がきついんだ』って言い放ったんだ。その日の夜、隣の部屋から聞こえた『ごめん、言い過ぎた』ってLINEの着信音。返事は『気にするな』だけ。数日後、彼のスマホに見知らぬ女とのチャットを見つけたんだ…『バカ妻うるさい』って書いてあった。もう無視も限界だった。今、私は離婚を決意して…

LINEでは返事をくれるのに、家では完全に無視されてる。そんな日々が3ヶ月続いた。セを産んでから、夫はもう僕のことを存在しないかのように扱う。 「ねえ、なんでLINEでは返事するのに、家では私の話を聞いてくれないの?」 「いきなりなんだよ」 「産後3ヶ月、ずっと無視されてるのはなぜ?」 「お前こそ、子供のことしか見てないじゃん」 「それは当たり前でしょ。でも無視する理由にはならない」 口を開けば「オムツ替えろ」「風呂に入れろ」って命令ばかり。こっちは寝る間もなく動いてるのに、その言葉がいつも刺さる。 「それが理由で無視してたの?」 「お前の話はどうせ『手伝って』ばかりだろ」 「手伝うって言うか、協力って言うか…」 「同じだろ。なんだよ、俺は今飲み会なんだ」 「その飲み会、少し減らせない?」 「なんで? お小遣いの範囲内だし、相手は男ばかりだし。減らす必要が分からない」 3ヶ月間、ワンオペ育児でへとへとだった。夜も昼もなくお世話して、ご飯を食べる時間すらろくにない。 「あなたは育休をもらって家にいるんだろ? 何がきついんだよ」 「育休って休みじゃないのよ。一日中、乳やって、寝かしつけて、時々オムツ替えて。食べる時間も寝る時間もなくて、今にも倒れそう」 「効率が悪いだけだろ。寝てる間にやればいい」 「あの子、抱っこじゃないと寝ないから」 「音を出せばいいだろ」 「首は座ったけど腰はまだだから、無理だよ」 「じゃあ、抱っこしたままご飯作ればいいだろ」 「そんな危険なことできるわけないでしょ」 「ああ、言えばこういう言い訳ばっかり。できないんじゃなくて、やろうとしないだけだ」 「お願い、協力して。もう限界なの」 「まだ3ヶ月だろ。そんな弱音吐くなよ。ダメな母親だな」 その言葉で何かがプツッと切れた。 その夜、隣の部屋からLINEの着信音が聞こえた。旦那に「ごめん、さっきは言い過ぎた」って送ったんだ。返事はすぐ来たけど、内容は「気にするな」だけ。やっぱり話し合う気はないんだな。 翌朝、洗面所で会っても無視された。旦那はスマホをいじりながら、何食わぬ顔で出かけていく。 数日後、友達のサラからLINEが来た。 「隣まで聞こえたよ。ごめんね」 「え、どうしたの?」 「泣き声が聞こえたから。大丈夫?」 「あ、うん。大丈夫だよ」 「無理してない? 何か困ってるなら言ってよ」 「ありがとう。実は…今、入院費用が払えなくて」 「え、それ大変じゃない!」 「リセ君抱っこできてないんだよ。この3ヶ月、ずっと抱っこで過ごしてたから」 サラに慰められて、涙が止まらなかった。家では、旦那は僕の存在を無視して、LINEでも何でも、僕が嫌がることは全部言ってくる。 「じゃあ、絶対話しかけないでくれ」 「分かった。そうするよ」 3日後、旦那が言った。 「いつ退園するんだ? 今日休みで、母さんが一日中家にいるから、きちんと面倒見ろよ」 「実家に帰るように言っておけ」 その夜も、旦那は飲み会に出かけた。深夜になっても帰ってこない。翌朝、LINEで「いつ帰るの?」と送ったら、既読無視。 昼過ぎ、旦那からLINEが来た。 「おい、昼間っから寝てんのか? いいゴミ分だな」 1時間後、またLINE。 「なんで返事しないんだよ。主婦の分際で調子に乗るな。もう知らん。入院費用も自分で払え」 3日後、またLINEが来た。 「裕子、先日は流れ星を見てくれてありがとう」 … Read more

10 September 2026

結婚式の費用を全部出してくれたお母さんに、私は突然「式には来ないでください」って言った。だって、お母さんは私が小さい頃に私を捨てて、ずっと会ってもいなかったから。お母さんは泣きながら「息子の式に出るのが夢だった」って言ったけど、私は「親の資格なんてない」って一蹴した。その後、お母さんは5分後に電話をかけてきて、私の婚約者に「この女はあなたを捨てた人間だ」って言ったの。でも、私はもう決めたの。…

お母さん、結婚式代600万円、本当にありがとうございます。 「いえ、いいのよ。ちょっとでもいい式になればね。」 「これでとってもいい式ができそうですよ。でも、家族の同意を得た上で、お母さんは呼びません。」 「え?何を言ってるの?」 「とってもいい式にしてほしいと思ってるんですよね。」 「そうよ。そのために炎上したんだから。」 「でしたら、式には来ないでください。お母さんが来ると式が台無しになるので。」 「ちょっと待ってよ。私が参加できないなんてありえないわ。私は弘樹の式に参列するのを心から楽しみにしてるんだから。」 「申し訳ないですけど、あなたに参加の資格はありませんよ。そもそも、弘樹の親を名乗るのもおこがましいんですから。」 「どういうこと?」 「あなたは離婚して弘樹とは別々に暮らしてたんですよね。」 「そうね。」 「弘樹のお父さんはそこから一人で育ててたんです。だからお父さんは参列していいですけど、あなたにはその資格はないですよ。もしかしてお金を払えば参列できると思ってました?そんなわけないですよね。親としての責任をあなたは全て放棄してたんです。そんな人を親とは呼べませんよ。」 「離婚をしたのは私が悪かったの。それは確かに認めるわ。でも放棄をしたわけじゃない。私だって弘樹のそばにいたかったわ。」 「今さらそんなことを言っても意味ないですよ。あなたは実際に弘樹を見捨てて一人で生活してた。結婚式費用の600万円を用意したのは偉いなと思いますけど、だからと言って許せるわけにはいきません。」 「そんなお金、どうやって集めたのかはあえて聞きませんよ。でも、どうせ借金しまくって集めたんでしょ。」 「そんな貧乏人に私たちの式に来てほしくありません。なので、どうぞ不参加でお願いしますね。」 「待ってよ。それは弘樹も知ってるの?」 「弘樹には私から説明しておきます。あなたもどうか弘樹のことを思うなら不参加でお願いしますね。」 5分後。 「ひろ、さっきゆみさんから連絡があったの。」 「もしかしてお金のことかな?本当にありがとうな。こんな時に親を頼るなんて社会人として情けないよ。」 「そんなのはいいのよ。私としてはあなたに頼られて嬉しかったんだから。」 「あんな大金を払わせるなんて申し訳ない。」 「それは別にいいんだけど。ゆみさんから、式には参列してほしくないって言われて。」 「え、なんで?」 「私にはあなたの親を名乗る資格はないって。そんなバカな。あいつは何を言ってるんだ?」 「それに、あなたのお母さん、私に言ったのよ。『あなたは私の息子を見捨てた。そんな人に親の資格はない』って。」 「ひどい…。確かに俺は母ちゃんに迷惑かけたけど、でも…。」 「ひろ、私はね、あなたのことが好きで結婚するんだよ。だから、あなたの母親がどう思おうと関係ない。でも、ゆみさんがそこまで言うなら、私も一度ちゃんと考えたい。」 「考えたいって…。」 「式の当日、ゆみさんが来ないって決めたら、私もどうしたらいいか分からない。でも、あなたと結婚したい気持ちは変わらないわ。」 「俺もだ。」 「だけど、ゆみさんは本当に来てほしくないみたい。私はあなたを選ぶけど、式のことは…もう少し時間をもらえる?」 「ああ、分かったよ。」 その夜、弘樹は母に電話をした。 「母ちゃん、なんでそんなこと言ったんだよ。」 「だって、あの人はあなたを見捨てたんだよ。許せないんだよ。」 「俺は母ちゃんのことを許してるよ。でも、あの人だって俺の母親だろ?」 「そんなのは違うよ。本当の親は責任を果たす人だけだよ。」 「じゃあ、俺も責任を果たせなかったら、親じゃないってことか?」 「違うよ、あなたは違うよ。」 「母ちゃん、俺は自分の結婚式に母ちゃんがいてほしいんだ。もし母ちゃんが来ないなら、俺も式を挙げないよ。」 「そんなこと言わないで…。」 「本気だよ。俺は母ちゃんが認めてくれないなら、結婚できないよ。」 電話の向こうで、母はしばらく黙った。 そして、ゆっくりと「ごめんなさい」と呟いた。 「私が悪かったわ。息子の幸せを考えるべきだった。」 「母ちゃん…。」 「式に参列させてくれる?今度こそ、本当の親として、あなたの幸せを見たいの。」 そして、式の日。弘樹と由美は結婚した。母は参列しなかったが、式の後に二人の家に来て、泣きながら謝った。 「これからは、ちゃんと親として責任を果たすわ。二人の幸せを陰ながら見守らせてほしい。」 由美はその言葉を黙って聞き、頷いた。 弘樹の目には涙が光っていた。

10 September 2026

「3人は欲しいねって言ったのは嘘だったの?」って聞いた瞬間、旦那の顔色が変わった。12年、毎月の体温記録と検査薬の写真が私の人生だった。でも夫は「焦ってる女は気持ち悪い」と吐き捨て、男のせいで子供ができないなんて認めない。そんなある日、私はまだ知らなかった。夫の姉が仕組んだこと、そして私が思い込んでいた「不妊の理由」がまったく違うということを。今、目の前にある真実に、私はどう行動すればいいの…

「明日が配ら日なの。今夜早く帰れるかな?」 また小作りの話かよ。いい加減にしてくれ。 ここまで頑張ってきて諦めたくない。 12年間も子供子供ってうるさくて耐えられないんだよ。 お願い。協力して。どうしても子供が欲しいの。 タイミングがあんだろう。少しは待てよ。 俺が協力したくなったら言うから黙ってろ。 そう言って結婚してもう12年経ったのよ。私も36だし時間がないの。 そんなの知らねえよ。焦ってる女とか一番無理。さりのついた猫みたいで気持ち悪いんだよ。 やめなよ、そんなこと言うの。今日は帰らないから。 え、待ってよ。 お前がしつこいせいだぞ。 じゃあ明日は? 明日は多分疲れてるから無理だな。今月を逃したらまた来月になるのよ。 来月でも来年でも一緒だろ。お前のその必に俺の遺伝子が拒絶反応を示してんだよ。 ひどい。自分の体がポンコなくせに俺のせいみたいに言われて精神的に参るだろう。 誰もあなたのせいにはしてない。協力してと言ってるの。 やだね。姉貴の家で飲んでくるわ。お前は1人で基礎体温でも測ってろ。 翌日、弟から聞いたわよ。毎月排卵日が近づくと弟に迫ってるそうじゃない? お姉さん、そうやって茶かさないでくださいよ。私はただ子供が欲しいだけなんです。 うちに3人いるから1人あげよっか。 あまりそういうことは言わない方がいいと思います。冗談も通じないのね。そういう風に余裕がないから子供ができないんじゃない? 作りたくても夫の協力がないと。 うちは両親ともいないから孫だって騒ぐ人はいないけど私だって追いかめいは見たいのよ。 そう言われましても 女として魅力がないからじゃないかしら。 努力します。私の信頼してる先生に相談したらどう?産婦人科のお医者様ですか? 違うわよ。霊媒。 私はそういうのはちょっと もしかしてスピリチュアルをバカにするタイプ?いえ、そういうんじゃなくてあまり信じてないだけです。 先生が起当したパワーストーンで妊娠した人がたくさんいるのよ。 そうなんですね。 たった10万で子供ができるならお得じゃない。 結構お高いんですね。すみません。私は大丈夫です。 そういう笑にもすがることすらしないから子供ができないんだと思う。そういうものでしょうか。 まあ、ブレスレットが惜しくなったら言って。 ありがとうございます。 弟にプレッシャー与えるのはやめてね。 はい。 数日後。 おい、クソ嫁め。 いきなり何なの。 お前、不妊治療が辛いとかSNSに投稿してんだろ? え? 姉貴からこれあんたの嫁じゃないって言われて身内の恥を世界にさらすなって怒られたんだぞ。 いや、書いてるよな。そうだろ。 ごめん。同じ悩みを持つ人と分かち合えたらと思って匿名アカウントでやってた。個人情報は出してないから。 嘘つけ。お前が妊娠検査薬を映した写真にオレンジのリビングが映ってて姉ちゃんが気づいたんだよ。そこまで気をつけてなかった。 ごめん。 旦那が協力的じゃないとかよくかけたな。 それは事実でしょ。年に数回気が向いた時だけ小作りして夫婦で病院だって一緒に行ってくれないじゃない。なんで毎月お前に付き合わないといけないんだよ。 あなたにも検査を受けて欲しいって頼んでるの。 は?俺のせいだって言いたいのか? 違うけど原因を探るには夫婦で検査しないと意味がないらしいのよ。 言ったよな。子供子供って言われて萎えるって。 … Read more

10 September 2026

「離婚届、出してきた」そう言った瞬間、夫は「お疲れご苦労さん」と笑った。不倫相手を妊娠させておいて、その態度?しかも、「女のくせに稼ぎがあるから家に居づらい」って、私のせいだと言い放った。4歳の娘の親権まで向こうに渡す条件で、全部アッサリ終わらせようとした。慰謝料も養育費も「適当に」だと。だけど数日後、新しい彼女に呼び出されて言われた。「養育費なんて、払わなくてもいいんですよ」。私は静かに、…

「離婚届、出してきたわ」 私の言葉に、真剣は鼻で笑って「お疲れご苦労さん」と吐き捨てた。ご苦労さんって、誰のせいでこうなったと思ってるの?何を言っても「俺のせい、俺のせい」と棒読みで繰り返すだけ。不倫して、相手を妊娠までさせておいて、その態度? ユナはまだ4歳なのに。私が全部やってきたのに。家事も育児も仕事も、全部。 「だから真剣はお前に渡したんだろう」 その言葉に頭の中が真っ白になった。私の娘が、私から奪われた?しかも、全部私のせいだって? 「女のくせに稼ぎがあるから、家の居心地が悪いんだよ」 理解できなかった。私が稼いでいることと、あなたが浮気したことと、いったい何の関係があるっていうの? 「そっちは気を使って疲れたくないんだよ」 気を使って?私が真剣に空気を読ませてたっていうの?今まで、言いたいことも言えずに全部我慢してきたのは私の方なのに。それを、空気が読めない嫁だって? 「花はよくできた女だよ。ほどほどにバカで愛嬌があって、一緒にいてしんどくない」 この人の新しい彼女は、私より6歳も若いらしい。それで、私より「扱いやすい」から選んだんだって。なるほど。そういうことか。 養育費は月50万。慰謝料はそっちで適当に決めてくれだって。「可愛い嫁が待ってるから今日も仕事頑張ろう」そう言って、真剣はアッサリと出て行った。 数日後。公正証書の作成を終えたあと、私は高成のオフィスに呼び出された。用件を聞くと、ニコニコした顔でこんなことを言われた。 「旦那さんに捨てられた惨めな香織さんに、最後のご挨拶みたいなものです」 呆れた。この人、本当に性格悪いんだね。 「いいや、性格が悪いのはそっちでしょう。真剣さんが言ってましたよ。香織さんは夫を立てない、できの悪い嫁だって」 夫を立てるって何?私は毎日、夫に気を遣わせないように、嫌な顔一つせずに家事も育児も全部やって、仕事の愚痴も聞いて、休日も家族の時間を作ってた。それで「できの悪い嫁」だって? 「男っていうのは、自分が上だって思いたい生き物なんですよ。だから上手に立ててあげないと。女はちょっとバカなくらいがちょうどいいんです」 そう言って、勝ち誇ったように笑う高成に、私はカチンときた。だけど、その時はまだ何も言い返せなかった。だって、悔しいけど、真剣が選んだのは、私じゃなくてこの人だから。 「ところで、養育費の件ですけどね」 高成が急に声を潜めた。 「あれ、払わなくてもいいんですよ」 一瞬、何を言われたのか分からなかった。 「養育費って、子供の養育のためのお金じゃないの?あれは慰謝料とは違って、正直言えば支払いを逃れることも可能なんですよ。知らなかった?」 私は言葉を失った。確かに私は法律に詳しくない。でも、養育費は子供のためにあるお金で、それは絶対に守られるべきものだと思ってた。まさか、そんな抜け道があるなんて。 「真剣さんに言ってあげてもいいですよ。でも、多分彼は気にしないと思いますけどね」 高成は笑いながら言った。 「だって、あの人は自分のことしか考えてないから」 自分のことしか考えてない。その言葉に、私ははっとした。そうだ、この人は私の夫だった人。でも、今はもう、私の敵なんだ。あの人の新しい女と、その取り巻きも。 数日後、私は弁護士を通じて、高成の主張を伝えた。だけど、真剣からの返答は冷たかった。 「養育費?あんなもん、払う必要があるのか?」 信じられなかった。自分の子供のために払うお金なのに。しかも、給料の差し押さえも可能だって高成に言われて、私はようやく状況を飲み込んだ。 「早く払わないと、差し押さえちゃうわよ」 私がそう警告した直後、電話の向こうで真剣が何か小声で呟くのが聞こえた。30分後、私はある重大な事実を知ることになる。 真剣の新しい彼女、花。彼女は単なるバカな若い女じゃなかった。彼女は真剣の会社の取締役の娘で、妊娠してる子供の父親は、実は別の男だった。真剣は、花と結婚すれば会社での地位も金も手に入ると思ったけど、実は花の方も真剣をいいように利用してただけ。自分の子供を真剣の子供だと偽って、彼を騙して結婚しようとしてたんだ。 真剣が捨てたのは、私じゃなくて、自分の人生だったのかもしれない。だけど、その事実を知ったとき、私はもう何も感じなかった。ただユナのことだけを考えた。奪われた娘と、これからどうやって生きていくか。それだけだった。

10 September 2026

「あんたはまだうちの身分じゃないのよ。」 義母にそう言われたのは、結婚して半年の夜だった。彼女は夫と娘夫婦と5人でハワイに行くと言い、私だけ留守番を命じた。しかも、その旅行代は私が節約して貯めたお金だと知ったのは後からだった。夫は何も言わず、義母の味方をするだけ。 「戸籍に名前書いただけの他人でしょ」という言葉が頭から離れない。…

お母さんが突然、旅行の話を持ち出した。「ハワイ行ってくるわね。留守番よろしく。」 「あら、お母様。随分と景気がよろしいことで。」 「そうなのよ。可愛い息子が親孝行で連れてってくれるらしいの。」 「へえ。その息子さんって私の夫なんですが、そんな話聞いてないんですけどね。」 「別に嫁ごときが言う必要ある?」 「家計のお金から出るなら、相談があってもいいのでは?」 「あなたと結婚してからお金が余ってるらしいな。そのお金で連れてってくれるんだからいいでしょ。」 私は生活費を切り詰めて貯金してきた。だが、お母さんはそれを「余ってるお金」と笑う。「うちのご先祖様は貴族なのよ」とまで言い出した。 「お母さんも息子さんも埼玉生まれですよね。」 「え、どっちも同じでしょ。」 「それで、留守番とはどういうことですか?」 「そのままの意味よ。私だけ行けないってことですか?」 「逆になんで行くつもりなのよ。」 「結婚したので家族になったのかなと。」 「冗談やめてよ。戸籍に名前書いただけの他人でしょ。」 夫に話すと、彼もまさかの返事だった。「ごめんな。相談はして欲しかった。でも、パパとママと姉夫婦と5人で行くんだ。」 「私も連れていいかな?」と聞くと、夫は黙った。お母さんは私の分の費用がないと言い放った。「航空券とホテル代で130万使っちゃって、残り20万じゃ無理なのよ。」 「じゃあ、何が目的なんですか?」 「あんたはまだうちの身分じゃないのよ。」 その言葉で、私は決めた。勝手に旅行に行くなら、勝手にさせればいい。でも、この家のルールは、もう私のルールじゃない。

10 September 2026

「こっちはあなたに竜二という息子を差し上げたはずよ。その対価として考えなさい」――義母が高級寿司屋を営む私に、8人分の20万円の食事代を「家族なんだから」と踏み倒して言い放った言葉です。予約もなく押しかけ、他のお客様の予約をずらしてまで席を作り、職人さんたちには残業までさせたのに、お会計はゼロ。しかもこれで3回目。損害は60万円を超えているのに、夫に伝えても「家族なんだから当然でしょ」と笑う…

お母さん、もういい加減にしてください。 あら、何よ、いきなり。 母から聞いてびっくりしましたよ。お母さん、また予約なしで8人も連れてきたんですって。 それが何? 何か問題でもあるの? 問題だらけですよ。うちは予約制の店なんです。普通は1ヶ月待ちなのに、予約もなしにいきなり来られて。 でもゆみさん、席を用意してくれたわよ。 母が他のお客様に電話をして、予約時間を変更してもらったんです。急な事情で申し訳ありませんって、何度も頭を下げてお詫びにサービスまでつけて。それなのに、お母さんたちは3時間もいて、お会計もせずに帰ったんですって。 もしかして私から金を取る気でいるの? 私たちは家族じゃないの? 家族でも限度があります。予約を変更してもらったお客様へのお詫びのサービス代。閉店時間も2時間伸ばして発生した職人さんたちの残業代。それで8人で20万円分も食べて、お金も払わないなんて。 20万。そんなに食べたかしら。だけど、お金のやり取りなんてよそよそしいわ。 よそよそしいどころじゃないです。これで3回目ですよ。毎回お詫びのサービスをして残業代も払って、実質的な損害は60万どころじゃないんです。職人さんたちも限界なんですよ。 でも家族なんだから、そこはサービスしてよ。 それはこちらが言うことですよ。どうして施される側のお母さんがそんなことを言うんですか? こっちはあなたに竜二という息子を差し上げたはずよ。その対価として考えなさい。 差し上げた? 結婚は私たちが決めたことですよ。 だとしても、認めてあげたのはこっちよ。別にあの子は他の人と結婚させても良かったんだから。あなたの魅力も感じないあなたと結婚をさせてあげたんだから、そのことに感謝をしなさい。 なんでそこまで言われないといけないんですか? そっちがぐちぐち言ってくるからでしょ。 お願いですから。もうこれ以上は店に迷惑をかけないでください。 別に迷惑なんてかけてないわよ。少なくともあなたのお母さんは毎回受け入れてくれてるからね。 あなたが強引に店に来るからでしょ。いきなりやってきて、店先で揉めたくないから入れてるだけですよ。 とにかく、これからも私は行かせてもらいますからね。私はここの店の味を高く評価してるのよ。嫁の実家が高級寿司屋で超ラッキー。今度またうちの家族を全員連れていくからね。 お金はちゃんと払ってもらいますよ。 会社のあんたがそんなの決めていいわけないでしょ。勝手なことを言ったらだめよ。竜二にもこのことは言っておくからね。 お好きにどうぞ。 10分後。 お母さん、今連絡をしておいたから、どうだった? 全然気にしてる感じはなかったわね。 やっぱりそうなんだ。別に来られるのが嫌ってわけじゃないのよ。でも、その度にお客様に迷惑をかけちゃうし、うちの職人さんたちにも負担をかけちゃってるの。そこら辺を配慮してもらえるとありがたいんだけど。 無理だよ。何にも考えてないって。家族なんだから当然でしょって言ってたもの。店の人がどれだけ苦労してたかとか、全然分かってないよ。経営的なところで言うと、本当に良くないとは思う。 それにより、お父さんたちが不便な感じがして。 お父さんはなんて言ってるの? 娘がお世話になってるからいいだろって。 うん。まあ、お父さんならそう言いそうだよね。あんまり気にしてないっていうか。でも、さすがに売上的に大変でしょ。 売上の問題はもちろんだけど、何より今後もこれが続くと思うとやりきれなくてね。 分かるよ。あの人はきっと図に乗るタイプだと思うし。秋でダメだったら、どうすればいいんだろう。 竜二に私の方から行っておくよ。厳しく注意をしてもらうから。 そうね。でも、もし […] そうなの? うん。まあ、気にしすぎかもしれないけどね。とにかく竜二には私の方から行っておくから。 うん。お願いね。 3日後。 お姉さん、ちょっとお願いがあるんだけど、いい?

9 September 2026

「運営者さん、実は私、あなたの過去の話を聞きたいんです」 その一言で、ライブ配信の空気が一瞬で凍りついた。 7年間、コメント欄でしかつながっていなかった視聴者と、初めて声を交わした夜。 「実はね、このチャンネルを始めたのには、ちょっとした理由があるんですよ」 そう言いかけた瞬間、彼の顔色が変わった。 「あ、ちょっと待ってください。今、何か……いや、なんでもないです」…

「ねえ、もし自分の声が聞こえたら、どう思う?」 そう話しかけたのは、LINE劇場というチャンネルの運営者だ。2019年から7年近く、コメント欄だけで視聴者とつながってきた彼が、今回初めてライブ配信に挑戦した。 「実はね、運営者は男性なんですよ。でも、チャンネルを見てくれているのはほとんど女性で、ライターさんも女性が多いんです」 そう言って、彼は少し照れくさそうに笑った。視聴者からのコメントが次々と流れてくる。「無断天才っていう迷惑なチャンネルがたくさんあってね、もう100個くらい削除したんだけど、無限に出てくるんだよ」 彼の声には、長年運営してきた者ならではの疲れと、それでも続けたいという強い思いがにじんでいた。 「今日はね、みんなと直接話したくて配信したんです。コミュニティ投稿で774票も反応をもらって、8割以上の人が見たいって言ってくれたから」 視聴者との距離が、今初めて縮まった瞬間だった。 「これから30分だけど、一緒に新企画を考えられたら嬉しいです」 そう言ったとき、コメント欄に一通のメッセージが流れた。 「運営者さん、実は私、あなたの過去の話を聞きたいんです」 その言葉に、彼の表情がふと固まった。 「……過去の話、ですか?」 彼は少し間を置いて、ぽつりとつぶやいた。 「実はね、このチャンネルを始めたのには、ちょっとした理由があるんですよ」 その先を語ろうとしたとき、画面の向こうから何かが聞こえたのか、彼は急に言葉を止めた。 「あ、ちょっと待ってください。今、何か……いや、なんでもないです」 そう言ってごまかしたが、その目は明らかに何かを隠していた。 配信は続く。しかし、彼が語ろうとしなかった「過去」とは、一体何なのか。 そして、その過去が、このチャンネルの未来を大きく変えようとしていることには、まだ誰も気づいていなかった。

9 September 2026

「2度と帰ってくるなって、お茶をぶっかけられた日から、もう3年。義母の言葉に押しつぶされて、私はうつになった。そして昨日、父から電話がきた。『母さん、明日入院するんだ』って。しかも、あの日の本当の理由を知ってしまった。義母が母を脅してたなんて…。今、私は実家に帰りたいのに、体が動かない。それでも私は、母に会いに行くって決めた。だけど、その前に夫に真実を話さなきゃいけない。彼は何も知らないんだ…

病院に行ってきました。結果は「うつ」だって言われました。はあ、私って本当にメンタル弱すぎですよね。 先生にはとにかく休めって言われました。でも、そんなことできるわけないんです。 結婚して8年、それなのに私はまだ甘えてるんでしょうか。義母には「気合いを入れて動けば、そんなの吹き飛ぶわよ」って言われました。起き上がるのも辛いし、吐き気もひどいのに。 「私が若い頃は、そんなの病気じゃなかったわね」って義母は続けました。 思わず聞いてしまいました。「お母さん、私がこうなった原因、分かってますよね?」 「まさか私のせいだって言うの?」 8年間、ずっと耐えてきました。「立派な嫁になれるように教育してあげたのよ。感謝しなさい」って、いつもそう言われて。 確かに結婚したのは23歳で、何もできませんでした。でも、あんなに厳しくされなくても、自分で努力することだってできたはずです。 「これが愛の鞭ってやつよ。ありがたく思いなさい」って言われても、顔を見るたびに容姿をネチネチ言われ、野菜の切り方が悪いと手を叩かれ、お風呂に入ってると電源を落とされる。そんなの、愛の鞭なんかじゃない。 「口答えするのが元気な証拠でしょ」って義母は笑いました。でも、私は医者に言われた通り、休む必要があったんです。 「休む?誰があんたの代わりに家事をやるのよ?」 「私たちは家族じゃないですか?こういう時こそ支えてくれてもいいんじゃないですか?」 「いい加減にしなさい。余計なこと言わないで」 夫は海外出張中で、頼れる人なんて誰もいません。「実家に帰るなんて許さないわよ」って言われて、私は言葉を失いました。 「お前、いい年して母親と喧嘩してるんだっけ?」って、義母は揚げ足を取るように言いました。 「すれ違いがあっただけです」とだけ言って、私は「分かりました。薬飲んで頑張ります」って返事をしました。 そして翌日、実家から父が電話をかけてきました。 「みほ、元気にやってるか?」 「お父さん、珍しいね。どうしたの?」 「そろそろ母さんと仲直りしたらどうだ?」 「別に喧嘩したわけじゃないよ。お母さんが勝手に怒ってるだけ」 「お前、全然帰ってきてないじゃないか。あれからもう3年も経つんだぞ」 確かにその通りでした。でも、私が帰りたくても帰れなかった理由を、父は知りませんでした。 「実はな、母さんが病気なんだ」 「え?」 「明日から入院することになった」 「大丈夫なの?」 「胃を摘出するんだよ」 「なんで言ってくれなかったの?」 「みほには言うなって言われたんだ」 「いつまで怒ってるのよ?」って私が言うと、父は「それは違う。母さんは怒ってなんかないよ」と否定しました。 「は?私は2度と帰ってくるなって、お茶までぶっかけられたんだよ?」 「あれはわざとだったんだ」 父は続けました。「あの日まで、お前は頻繁にうちに来てたよな。そりゃ、息抜きに実家に帰るのが楽しみだったんだろう。でも、お前の義母さんがそれをよく思ってなかったらしい」 「ある日、電話がかかってきたんだ。『実家に帰ってばかりで困ってる。そのせいで子供もできないし、嫁としての自覚がなさすぎる』って」 「何それ?」 「母さんだって当然言い返したさ。『娘が実家に帰るくらい、いいじゃないか』って。そしたら、お前の義母さんがこう言ったんだ。『だったら、娘さんのことをたっぷり可愛がってあげないといけませんね』って、脅してきたんだ」 「嘘…」 だから母は、あの日突然「もう帰ってくるな」って言ったんだ。 「そうだ。『あんたのご飯作るのめんどくさい』とか散々言われたけど、全部嘘だったってこと?」 「ああ。母さんは不器用な女なんだよ。大事な娘を遠ざける方法なんて、他に思いつかなかったんだ」 「お父さんも知ってたなら、もっと早く教えてよ」 「俺が聞いたのは昨日だよ」 父は、母が手術に備えて、もしもの時のために隠していたことを全部話してくれたそうです。 「お前が義母さんに大事にしてもらえるなら、自分は会えなくなっても構わないと思ったんだろう。飛んだひねくれもんだ」 「本当だよ…」 「母さんは後悔してる。『3年間、話したいことがたくさんあったのに、忘れちゃったわ』って怒ってたよ」 「私だって、いっぱいあったのに…」 「病院に顔出してやれ。きっと喜ぶぞ」 「もちろんよ。必ず行く」 「頼んだ」 そして、私は父に言いました。「お父さん、私も正直になるね」 「どうした?」 「私…うつになったの」 「え?」 … Read more

9 September 2026

「今夜は早く帰れる?」その一言で、夫の顔が一瞬で曇った。 「また小作りの話かよ。いい加減にしてくれ。」 12年間、毎月のように繰り返されるやり取り。私は36歳、時間がない。 「焦ってる女って一番無理。発情した猫みたいで気持ち悪いんだよ。」 その言葉が胸に突き刺さった。 翌日、夫の姉にも笑われた。 「うちに3人いるから1人あげようか?余裕がないから子供ができないんじゃない?」…

「今夜は早く帰れる?」そう聞いた瞬間、夫の顔が一瞬で曇った。 「また小作りの話かよ。いい加減にしてくれ。」 12年間、ずっとこの繰り返し。私だって諦めたくない。 「お願い。協力して。どうしても子供が欲しいの。」 「タイミングがあんだろう。少しは待てよ。」 結婚して12年、私も36歳になった。時間がないのは分かっている。 「焦ってる女って一番無理。発情した猫みたいで気持ち悪いんだよ。」 その言葉が胸に突き刺さった。でも夫はそれ以上話を聞こうとしなかった。 「今日は帰らないから。」 そう言って玄関を出ていこうとする夫を、私は引き留めることすらできなかった。 翌日、夫の姉から聞かされた。 「毎月排卵日が近づくと弟に迫ってるそうじゃない?」 姉は笑いながら言った。 「うちに3人いるから1人あげようか?」 私は必死に耐えた。 「そうやって余裕がないから子供ができないんじゃない?」 家族の中でも、私はただの「子供を欲しがる哀れな女」だった。 数日後、夫が突然怒鳴り込んできた。 「不妊治療が辛いってSNSに投稿してんだろ?」 確かに匿名アカウントで同じ悩みを持つ人と話していた。個人情報は出していなかった。 でも、写真に映り込んだオレンジのリビングでバレたらしい。 「旦那が協力的じゃないとか、よく書けたな。」 「事実でしょ。年に数回気が向いた時だけ小作りして、病院にも行ってくれないじゃない。」 「俺のせいだって言いたいのか?」 話は平行線のまま。 「あなたに子供を作る気がないなら、さっさと離婚して再婚した方が良かった。」 そう言った瞬間、夫の目が冷たく変わった。 しばらく沈黙が続いた後、夫が口を開いた。 「そっちがその気なら、もういい。」 私は何が起こるか分からず、ただ固まっていた。

9 September 2026

「俺はあんたのこと鬱陶しいと思ってたんだよね。」合格祝いの電話で、継母が突然そう言い放った。20年以上、一緒に暮らしてきたのに。月30万の仕送りも、学費も、全部ただの計算だったらしい。司法試験に合格した途端、彼女を切り捨てようとしている。でも、その直後に彼女から届いた一通のメッセージ。「犯罪者?」その言葉の意味を考えた瞬間、私は凍りついた。あの女は何を知っているんだ? CTA:…

母さん、無事に合格したよ。本当にすごいわね。まあ、真面目にやったし、別に普通だよ。そんなことないわ。方試験に合格するのなんてとても大変なことなのよ。大げだって。昔から成績も良かったし、あなたならやれると信じていたけど、まさかここまでの結果を出すなんて。いつまでも子供扱いしないで欲しいな。こっちはもう37なんだよ。大学卒業してからずっとフラフラしてた時はどうなるのかと思ってたけど、さすがに年齢的にマジでやらないといけないなって思ったんだ。あなたが放送を目指すからロースクールに行きたいと言ってきた時はとても驚いたけど、本当に言ってよかったね。まあそうだな。これからは弁護士なり健事なりになってうはうはの生活を送ってやろうと思ってるから。そんな簡単なことではないと思うわ。最近は弁護士でも大変な状況の人がいるって聞くし。俺がそんなことになるわけないだろう。俺は容量だけはいいんだから。確かにそうね。あなたらそうかも。それじゃあ今日はお父さんと3人でお祝いをしましょうよ。いや、いいよ。そんなこと言わないで。違うって。お祝いはするけど父さんと2人でするから。あんたは来なくていいって言ってんの。どういうこと?なんでそんなことを言うの?ずっと前から言いたかったんだけど。俺はあんたのこと鬱陶しいと思ってたんだよね。鬱陶しい。やけに俺に関わろうとしてくるけど、あんたは別に俺の親でも何でもないじゃん。確かにあなたと血が繋がってるわけじゃないわ。あなたは夫の連れだったからね。でも20年以上も一緒にいるのよ。それなのにどうして今更そんなことを言ってくるの?仲良くやってきたじゃない。仲いいふりをしてただけだよ。俺はあんたが急に家に来たことを受け入れてなかったから。でも私はあなたのことを本当の息子だと思ってたわ。だからずっとあなたのことを支えてきたし。何送りのことを言ってるの?月30万の仕送りくらいで母親面すんな。お金だけじゃなくて色々なところであなたが困らないように私なりにできることをやっていただけではあるんだけど、正直金のことだけはありがたいと思ってたぜ。あんたのおかげでここまで働かなくても食っていけたし、学費とかも色々出してくれたもんな。だってずっとやりたいことが定まってなかったあなたが司法試験に本気で挑みたいと言ってくれたのが本当に嬉しかったの。だからロースクールの学費を払うのも全然惜しくなかった。もちろんその前に行ってた専門学校の学費もね。そんなこともあったな。でも司方試験に受かったし、あんたはよなし。お疲れ様。そんなじゃ本当にお金が目当てだったってこと?そうだよ。そのために仲良しなふりをしてたってだけ。でもそんなことをする必要もなくなった。これからは自力で稼げるようになるからな。でも本当に手法試験に合格できてよかったぜ。大学卒業したままだったらクソみたいな仕事をするしかなかったからな。クソみたいな仕事なんてこの世にはないわよ。全てが誰かの役に立ってる仕事なんだから。俺は人のために仕事するつもりなんてねえんだよ。だからずっとフリーターで適当にやってたんだ。放送だって人のために。それでがっぱり稼げるからいいんだよ。とにかくあんたとはおさばだ。もう俺に関わってくるんじゃねえぞ。ちょっと待ってよ。さすがにそれはありえないわ。うるさい。この連絡先はブロックするから。5分後の典のりが変なのよ。どうかしたのか。あの子が急に私と縁を切るみたいなことを言い出して。そうか。司法試験に合格したら私はよなしだって言ってきて。本人がそう言ってるのなら受け入れるしかないだろう。ちょっと待ってよ。間に入って関係を修復してくれないの?どうして俺がそんなことをしないといけないんだ?父親でしょ?[…] あら、ブロックしてたんじゃないの?なんでそっちから連絡が来るのよ?[…] 犯罪者?俺のことを言ってるのか?[…]

9 September 2026